最近のニュースで『悪質なあおり運転』をよく目にします。
常磐道あおり運転で逮捕された男は、悪質な煽り運転を行い暴行までしています。
逮捕された宮崎文夫容疑者は常磐道だけではなく、全国のいろんなところであおり運転を繰り返している常習犯でした。
ドライブレコーダーに映っているあおり運転を見ると、本当に異常な行為で危険な運転です。
あおり運転を平然とする人は車が簡単に人の命を奪う危険な乗り物だということを知らないんだと思います。
注意しながら運転をしていても、些細なきっかけであおり運転をされることがあります。
そんな『あおり運転をする人の心理、あおり運転をする人の性格の特徴』を見ていきましょう。
なぜ、あの人達はあおり運転をするのでしょうか?
目次
あおり運転をする人の心理!なぜ攻撃的にあおるのか?
あおり運転をする人の心理
●車の中は自分だけの世界で、1番偉いと思い攻撃的になる
●外から自分が見えないという「匿名性」で気持ちが大きくなる
●車の中は安心感があるので攻撃的になる
●高級車やSUVに乗ると優越感で気持ちが大きくなりやすい
●そもそも、あおり運転が危険ということを知らない
あおり運転をする人の心理を見ていきましょう。
あおり運転をする人は、なぜ攻撃的にあおるのでしょうか?
車の中は自分だけの空間で、リラックスもできれば気持ちが大きくなる人もいます。
また、車の中は隔離されているので周りの人から見えないという匿名性も感じることができます。
人によっては車に乗ることで強くなった・偉くなったと勘違いしてしまう人もいるのではないでしょうか。
車の中はどのような空間
●自分だけの落ち着く空間
●車は自分の思い通りになる
●スピードが出て快感を味わえる
●目的地まで早く行ける
●車の中は安全なところ
●車の中は邪魔されない
あおり運転をする人はこのような車の中の空間を邪魔されたときにキレやすくなります。
それではあおり運転をする人の心理を見ていきましょう。
車の中は自分だけの世界で、1番偉いと思い攻撃的になる
あおり運転をする人の心理は『車の中は自分だけの世界で、1番偉い』と思っています。
道路を走行していると、自分だけではなくほかの多くの車や人がいます。
そこで少しでもストレスを感じたり邪魔されたときに攻撃的になってしまいます。
ちょっとしたことでも自分の世界や存在を脅かすことをされたと思ってしまい、自分を守るために他人を攻撃するという行為になります。
かなり自己中心的な考えなのですが、あおり運転をする人は自分を守るために過剰な攻撃をしてくることがあります。
車の中という限られた空間からだから、その人の本来の姿が出てくるということです。
外から自分が見えないという「匿名性」で気持ちが大きくなる
車を運転しているときは、名前もわからず外から自分が見えずらいので「匿名性」を感じやすく気持ちが大きくなります。
また、車越しだと直接お互いの表情が見えないのでやりすぎる傾向にあります。
車はスピードが出るので、やばくなったらその場からすぐに逃げることができます。
すぐに逃げれるということもあり過剰にあおり運転で攻撃しても大丈夫と思ってしまいます。
「匿名性」とその場しか会わないという人間関係が薄いということも、あおり運転につながります。
しかし、ナンバープレートとドライブレコーダーがあるので匿名性はなく、身元はすぐにわかるのですが。
車の中は安心感があるので攻撃的になる
車は鉄で囲まれていて頑丈なので安心感があります。
ちょっとしたことでは、自分は傷つきません。
特に大きな車に乗っているときは、安全で強くなった気がします。
この安心感から車間距離をつめたり、パッシング、攻撃をしても大丈夫と思い込んでしまいます。
万が一事故にあえばケガも最悪の場合命を落とすことになるのですが、車の中は安心という心理のほうが強いのでしょう。
高級車やSUVに乗ると優越感で気持ちが大きくなりやすい
高級車やSUVのような大きな車に乗ると優越感を感じやすく気持ちが大きくなります。
軽自動車に乗るより、高級車に乗っているほうが強くなった気がしませんか?
あおり運転をする人は、この優越感を過剰に感じていると思います。
優越感を感じながら気持ちよくドライブしているときに、遅い車や割り込んできた車がいると「俺の邪魔しやがって」となってしまします。
軽自動車でもあおり運転をしている場合もあるのですが、高級車やSUVのほうが優越感を感じあおり運転をしやすくなる可能性は高いと思います。
そもそも、あおり運転が危険ということを知らない
あおり運転をする人はそもそも「あおり運転が危険ということを知らない」と思います。
車の中は安全と思って「あおり運転」をしても大丈夫と思ています。
しかし、車に乗っている以上事故にあう可能性があるし相手の命を簡単に奪うことだってできます。
不注意で事故にあってしまい亡くなってしまう人もいるのですが、あおり運転という危険な運転からの死亡事故は故意的にしている分悪質なこうだと思います。
あおり運転をしたら、相手にどれだけプレッシャーや恐怖を与えているのか、事故につながったらどうなるのか?
という想像力がないのでしょう。
「あおり運転」=命を奪う危険な行為
ということを、まずは理解することが必要ですね。
あおり運転をする人の性格の特徴
あおり運転する人の性格の特徴
●自己中心的な考えで、変な自信を持っている
●被害者意識が強いから、自分を正当化して相手を攻撃する
●歪んだプライドを持っている
●攻撃的ということが、男らしいと思っている
●衝動制御障害で感情のコントロールができない
あおり運転をする人の性格の特徴はどのようなものがあるのでしょうか。
車を運転していると、いろいろな状況があってたまには「ムッと」来ることもあります。
しかし、普通の人は我慢できるはずです。
譲り合いで運転しているからこそ、毎日安全に狭い道路を多くの車が走行できています。
その中でもあおり運転をする人は、我慢ができずキレてしまい危険運転をしてしまいます。
どのような性格の人があおり運転をしやすいのか特徴を見ていきましょう。
自己中心的な考えで、変な自信を持っている
あおり運転をする人の性格は「自己中心的な考えで、変な自信を持っている」ことがあります。
多くの車が走行している中で、前の車が遅かったり仕方なく割り込んできた車がいると「俺は急いでいるんだ!邪魔だよ!」と相手のことは考えません。
自分の思い通りにならない状況になるとすぐにイライラして、その結果あおり運転につながります。
かなり自分中心的な考えで運転を行います。
また自分は車の運転が上手いから危険な運転をしても事故にはあまわないし、逆にあおる運転技術があると変な自信があります。
このような考えを持っている人が普通に車を運転しているのは怖いですね。
被害者意識が強いから、自分を正当化して相手を攻撃する
あおり運転をする人の性格は「被害者意識が強い」ことがあります。
被害者意識が強いので自分を正当化してあおり運転をして相手を攻撃しても当たり前という考えです。
周りの車がちょっとしたことでも、「攻撃された!」「あおられた!」「邪魔された」など思ってしまいます。
相手からあおってきたから俺があおり運転をしたのは仕方ないことで、自分を守るために当然のことをしていると思っています。
あくまで自分は悪くない、相手がすべて悪いと思っているので悪質なあおり運転を行います。
過剰に被害者意識が強いと周りがどれだけ注意していても「あおり運転のきっかけ」になってしまします。
歪んだプライドを持っている
あおり運転をする人の性格として「歪んだプライド」を持っていることがあります。
歪んだ高いプライドを持っているので、そのプライドを守ろうと必死に努力・攻撃します。
「自分が1番偉い、自分のほうが優先、自分が気持ちいのが1番」などすべて自分のほうが大きな存在で正しいと思っています。
歪んだプライドはすぐに傷つきやすく、その解決方法は「暴力・威圧・攻撃」という形で表れやすくなります。
車に乗っているときも同じで、些細なことで馬鹿にされたと勘違いをして「あおり運転をするきっかけ」になります。
歪んだプライドには余裕がなくすぐにキレて騒ぐので「弱い犬ほどよくほえる」の心理ですね。
攻撃的ということが、男らしいと思っている
あおり運転をする人の性格として「攻撃的ということが、男らしい」と思っていることがあります。
特に女性が隣にいると、俺は強いとアピールしたくなります。
そのアピールの方法があおり運転や危険運転など「強さとドライブテクニック」を見せたがります。
今回の常磐道あおり運転も隣に女性が乗っていました。
隣の女性があおり運転を止めるまともな人ならいいのですが、その女性もあおり運転が男らしいと思っているなら最悪な状況になります。
女性があおり運転・暴行をする人が男らしくてカッコイイと思っていたら、男はどもまでもエスカレートしてしまいます。
「攻撃的なことが男らしい・強い」という間違った強さの価値観から始まるあおり運転は多いと思います。
衝動制御障害で感情のコントロールができない
あおり運転を繰り返す人は「衝動制御障害で感情のコントロールができない」ということ可能性があります。
過剰反応をして感情をコントロールできなくなると、怒りを制御できないので攻撃的になります。
ちょっとしたことで怒りだして「手を上げたり、暴力、騒ぐ」などの攻撃的なことで発散しようとします。
それが車の運転中だとしたら、あおり運転につながることは言うまでもありません。
また、車の運転は日常の生活からも大きく影響があります。
いつもは安全運転なのに、いやなことが続いたり・仕事で失敗したりとストレスが爆発状態のときに車を運転すると些細なことでたまっていたものが爆発してあおり運転につながることもあります。
車は危険なものなので、ストレス解消や感情のコントロールをして運転したいですね。
あおり運転の快感が癖になり、やめられない可能性もある!
あおり運転をすることで一種の快感を味わうことになり、この快感が癖になりやめられない可能性もあります。
あおり運転を行うと優越感やスリルなど危険と隣り合わせだからこそ快感を感じている人もいます。
このあおり運転からの快感が病みつきになり依存してしまうことを精神医学では「アディクション」といいます。
アディクションは薬物やアルコールに依存するのと同様に行為に依存するわけなので「行為への依存症」ともいえる。
あおり運転がいけないことと知りながら、ついついやってしまう人もいる可能性があります。
重大な事故につながる前にあおり運転が危険な行為ということを自覚してやめさせるためにも、あおり運転の罪を重くし治療を受けることが大切です。
あおり運転が始まるきっかけ、どのタイミングでキレるのか?
あおり運転をする人の心理や性格の特徴を見てきました。
あおり運転が始まるきっかけは本当に些細なことだと思います。
どのタイミングでキレるのかまとめてみました。
あおり運転のきっかけ
●急な車線変更や割り込み
●前の車のスピードが遅い
●追い越し車線をずっと走行している車がある
●目が合って馬鹿にされたと思う
●車間距離をつめられる
●後ろの車がハイライトでまぶしい
●他の車のオーディオやエンジンがうるさい
●運転が下手なドライバーを見たとき
●前の車のブレーキが多いとき
毎日車に乗っているとよくあることなのですが、あおり運転をする人はこのようなタイミングでキレる可能性があります。
車を運転しているときに誰があおり運転をするのか判断できないので、できるだけ荒い運転はしないように心がけたいですね。
どんな運転があおり運転・危険運転になる?
最近よく耳にする煽り運転や危険運転。
煽り運転は、ほかの車に対して嫌がらせをする行為のことです。
●先行車に対して、車間距離をギリギリまでつめる
●先行車を追い回す
●無理な幅寄せや過度な並走
●ハイビーム・パッシングやクラクションで威嚇を行う
●急ブレーキを故意的に行う
●蛇行運転
このような行為が煽り運転になります。
明確な定義はないのですが、ほかの車に身の危険や不安・ストレスを与える運転は煽り運転といわれる可能性があります。
自分が故意的にしなくても、何かがきっかけで相手の怒りをかってしまって煽り運転になる可能性もあります。
なので、自分は煽り運転をしていないと思わずに運転の方法には注意が必要です。
車は簡単に人の命を奪うことができるので、安全に運転を心がけることが1番です。
また、あおり運転への罰則の強化が検討されています。
『あおり運転罪』というものが新設に向けて協議が進んでいるので、今後はあおり運転に対する罪が重くなります。
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あおり運転にあわない為の対策と対処法
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あおり運転にあわないための対策とあおり運転にあったときの対処法を確認しておきましょう。
あおり運転の対策と対処法としては、無理な運転や荒っぽい運転はやめましょう。
また、ドライブレコーダーを設置することで証拠映像になるのでおすすめです。
ドライブレコーダー設置とドラレコステッカーはあおり運転抑止にもつながります。
今回逮捕された、宮崎文夫容疑者のような異常な人も中にはいるので身の危険を感じたらすぐに警察に連絡して助けを求めましょう。
もっと詳しくあおり運転に対する対策・対処法を知りたい人は参考記事があるのでぜひ読んでください♪
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