『車に乗ろうとしたら・・・エンジンがかからない!?セルも回らない!!?』
というあなたの為にセルが回らない原因と対処法を見ていきましょう。
いつも当たり前にかかっていたエンジンが急にかからなくなったら、パニックですよね。
急いでいるときには本当に困ります。
エンジンをかける時にセルから音が少しでも聞こえるのか、まったく音がしないのか。

セルが回らない原因として、人為的ミスやバッテリー上り・セルモーターの故障が考えられます。
セルモータなどエンジン廻りは重要な部品となります。
今回良くなっても、不具合が多くなってきた時は『売却を検討』したほうが賢い選択かもしれません。
それでは詳しくエンジンのセルが回らない原因と対処法を見ていきましょう。
目次
エンジンがかからない!セルが回らない5つの原因(人為的ミス)
セルが回らない5つ原因
●単純にバッテリーが上がっている
●ギアがP(パーキング)に入っていない
●ハンドルロックの状態になっている
●スマートキーの電池が少ない・切れている
●MT車でブレーキとクラッチを踏んでいない
エンジンをかけてもセルが回らない原因としてバッテリー上りや人為的ミスの可能性があります。
これらの原因なら簡単にエンジンがかかる可能性があるので見ていきましょう。
エンジンがかからないからといってパニックにならずに、落ち着いて確認していきましょう。
単純にバッテリーが上がっている
セルも回らずエンジンがかからない原因として『バッテリー上り』があります。
単純にライトの消し忘れなどの原因で完全にバッテリーが上がっているときにはセルも回りません。
私も過去に何度かバッテリー上りを経験しています。
バッテリー上りはエンジンをかけるときの『音に注意』してください。
いつもなら・・・キュルキュル・・ブルンとかかるはずです。
しかし、バッテリーが弱いと違う音が聞こえるはずです。
バッテリーが上がっているのか確認する方法を見ていきましょう。
まずはエンジンをかけた時の『音』で確認
●キュル キュル キュル・・・・シーン
●ジジジ
●カチカチ
●最初からまったく音がしない
エンジンをかけたときの音でバッテリー上りを確認できるので、音に注意してみてください。
他にもバッテリー上りを確認する方法はあります。
バッテリー上りを確認
●ライトをつけてみる
●ルームランプをつけてみる
●クラクションを鳴らしてみる
音以外にバッテリー上りを確認するのは、電気系統を使用してみることです。
ライトやクラクションが鳴らなかったり弱かったりするとバッテリーが上がっていることになります。
なんでバッテリーが上がってしまったのか、原因を知ることができたら対処が簡単になります。
単純にライトの消し忘れだったら、充電したらすぐに戻るので安心です。
他にもバッテリーの寿命で性能が落ちていたりしたら、交換の時期ですね。
バッテリー上りは多くの人がなってしまう車で1番多いトラブルで、JAFの出動理由の中でも年間1位が『バッテリー上り』です。
あなたの車を注意深く確認してみてください。
ギアがP(パーキング)に入っていない
エンジンがかからないというより、『鍵が回らない』時はシフトポディション(ギア)が適切な位置に入っていない可能性がいります。
AT車は安全性の為にエンジンをかけるときのギアは、パーキングブレーキ「P」にしていないとエンジンが欠けることができません。
車のエンジンを切る時に急いでいてギアーがドライブ「D」にしたままになっていませんか?

ということもたまになるので確認しましょう。
ハンドルロックの状態になっている
鍵が回らない場合としてハンドルロックの状態になっている場合も考えられます。
ハンドルロックはエンジンを停止させた後にハンドルを強く回すとなってしまいます。
なので、車を降りるときに気づかずにハンドルロック状態になっている可能性があります。
意外とハンドルロックのことを知らずに、焦って車が故障したと思ってしまう人もいます。
現在の車には標準装備されている、盗難防止のためのものです。
エンジンがかからない、鍵が回らないときは『ハンドルロック』も確認してみましょう。
ハンドルロックの解除方法は、鍵を回しながらハンドルを左右に揺らすように回すと解除できます。
今回ハンドルロックが原因でなくても覚えておくと対応できるので、頭の片隅にでも覚えておいてくださいね。
スマートキーの電池が少ない・切れている
エンジン始動の時のトラブルとして、スマートキーの充電が少ないこと・切れていることも考えられます。
スマートキーはとても便利なのですが、電池が少なかったり・切れてしまうと不具合が多く出ます。
エンジンがかからない、鍵が回らない、鍵が開けられない、盗難防止の警告音が鳴ったりと意外と急に症状が現れます。
私の体験では、鍵が開きづらくなって開けた途端に警告音が鳴ってしまいました。(汗
それであわててエンジンをかけようと思ったのですが、回らず・・・
とても恥ずかしい思いをしました。
このような時は、スマートキーの中にメカニカルキー(合鍵)みたいなものがあるのでそれを差し込みエンジンをかけましょう。

MT車でブレーキとクラッチを踏んでいない
単純な人為的ミスとして、MT車でブレーキとクラッチを踏んでいないこと。
安全性を考慮して、MT車でエンジンをかけるときはブレーキとクラッチを踏まないといけません。
エンジンをかける動作・手順をしないと、エンジンもセルも回らず何も反応がありません。
いつも慣れている動作かもしれませんが、もう一度確認してみましょう。
人為的なミスじゃない場合、セルモーターの故障が原因
人為的なミスじゃない場合は、セルモーター本体の故障が原因の可能性が大きいです。
セルモーターはエンジンを始動させる時に1番最初に必要な部品となります。
セルモーターは耐久性のある部品なので、なかなか壊れることはありません。
しかし、過走行車や10年落ちの年式が古い車では故障する可能性があります。
セルモーターは自分では修理が難しいので、すぐに整備工場で点検してもらいましょう。
セルモーターが劣化などの原因で壊れている場合ほかのエンジン回りの部品も消耗している可能性があります。
ほかの不具合も念のために点検してもらい、メンテナンスを早めにしましょう。
しかし、エンジン回りの部品交換などは比較的費用が高くなるので売却も検討したほうがいいかもしれません。
どちらにしても、自分では判断が難しいと思うので『セルモーター本体』が故障している場合は整備工場などで修理と点検をしてもらいましょう!
合わせて読みたい
セルを回してエンジンをかける対処法
エンジンをかける対処法
●セルモーター本体をたたいてみる!
●バッテリーを充電して、エンジンをかける!
●セルモーターを修理する!(修理費は5万円〜10万円ぐらい)
セルが回らない原因として人為的な単純なミスもあるので、確認はしましょう。
それではセルを回してもエンジンがかからない場合の対処法を見ていきましょう。
セルモーター本体をたたいてみる!
車をいじったことがある人の対処法として、『セルモーター本体』を叩いてみましょう。
エンジンがかからないのが、セルモーター本体が原因だとしたらかかる可能性があります。
セルモーター内が固まってしまって動かない場合があります。
それを叩くことによって回るきっかけになります。

しかしこの方法は、車のことに詳しくないとできません。
ボンネットを開けても、どのパーツがセルモーターなのか・位置がわからないと叩くことができません。
さらにこの方法は2人必要で、セルモーターを叩きながらエンジンをかけないといけません。
車種によって位置が違い、直接たたけない車種もあるのでその際には整備工場に持ち込みましょう。
バッテリーを充電して、エンジンをかける!

完全にバッテリーがあがってる場合セルも回らないので、まずは『バッテリーを充電』しましょう。
バッテリーの上がった車のエンジンをかける場合、救援車を呼んでブースターケーブルを用いてかけましょう。
バッテリーがまだ使える状態なら、エンジンをかけてしばらく放置することで充電することができます。
ガソリンスタンドでも2,000円~3,000円程度で充電できます。
バッテリーの寿命は基本的には2~3年ぐらいなので、確認して5~6年の場合は交換したほうがいいでしょう。
急ぎの場合やまったくわからない場合は、自動車保険などのロードサービスに連絡して『バッテリー上がり』かもしれないと伝えて助けを求めましょう。
私の場合は、いつもお世話になっている整備工場の人に連絡をしたら助けてくれました。
落ち着いて行動しましょう。
セルモーターを修理する!(修理費は5万円〜10万円ぐらい)
セルモーター本体が原因でエンジンがかからない場合、整備工場などで修理してもらいましょう。
叩いたりしてその時エンジンがかかっても、またかからなくなる可能性があります。
状態がひどくなる前に早めに修理しましょう。
ここで気になるのは、修理費ですよね。
セルモーターの交換修理費として、5万円~10万円かかる可能性があります。
今は、リビドー品という中古の部品もあります。
このリビドー品を使うと修理費も安くでおさえることができるので相談してみましょう。
緊急時はJAFや任意保険のロードサービスに連絡して助けを求めよう!
エンジンがかからない場合で緊急の時には助けを求めましょう。
緊急時の助けを求める
●任意保険のロードサービス
JAFの出動理由の中でも年間1位が『バッテリー上り』です。
なので、緊急の場合は迷わずに助けを求めましょう。
車のトラブルでエンジンがかからないときには、自分でどうにかできることは少ないと思います。
ロードサービスで整備工場に運んでもらい修理してもらったほうが1番安全ですね。
こうならないためにも、日ごろの点検や不具合を感じた場合は早めに修理・メンテナンスを行いたいですね。
セルを修理しても不具合が多い車は『売却を検討』しよう!
セルモーターを修理しても不具合の多い車は『売却を検討』したほうが賢い選択といえます。
セルモーターは耐久性の高い部品なので、不具合が出やすい車として過走行車や10年以上の古い年式のものとなります。
セルモーターを修理して直しても、エンジン回りのほかの部品に不具合が出る可能性があります。
エンジン回りの部品の修理には、比較的高額の費用が掛かってしまいます。
なので、早めに売ることを検討しましょう。
早めに売ることで、少しでも愛車の価値を保ったまま売ることができます。
少しでも高く売ることで、乗り換えの頭金にもできますよね。
高く愛車を売るための方法として『車買取の一括査定』を利用しましょう。
車買取の一括査定は複数の買い取り業者に査定を一括で依頼できます。
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