

エンジンオイル選びは、難しいですよね。
車検や修理の時に、整備工場やディーラーにすべて任せている人が多いのではないでしょうか。
今回は、過走行車のエンジンオイルの粘度の選び方について解説するので参考にしましょう。
車のメンテナンスで簡単にできるのは、オイル交換で非常に重要になります。
エンジンオイルの種類や交換時期など適切に判断することで『燃費性能・車の寿命・車の音』など愛車のカーライフに大きな影響があります。
過走行車は平均より多くの走行距離を走っているので、しっかりメンテナンスをしないと故障などの原因になります。
過走行車はエンジンオイルを交換しても不具合が多くなってくるので、そのような場合は早めに『売却を検討』することが大切です。
車の売却する時は、できるだけ高く売れるように売却方法とコツがあるので参考にしましょう!
過走行車におすすめは『粘度が硬いエンジンオイル』
過走行車におすすめ『粘度が硬いエンジンオイル』を選びましょう。
エンジンオイルの粘度には種類があり、日本では5W-20、10W-30のようにエンジンオイルの種類が表記されています。
左の数字のWは冬(winter)の意味で低温時の粘度を表していて、数字が低い方が寒くて硬くなりにくいことになっています。
右の数字は高温での粘度を表していて、数字が20番<30番<40番<50番と大きくなると硬くなり粘り気があります。
過走行車におすすめなエンジンオイルは、右側の数字が大きい粘度が硬いものです。
過走行車なら次のエンジンオイルの時期・タイミングになった時は『粘度が硬いエンジンオイル』に交換しましょう!
過走行車に粘度の硬いエンジンオイルがおすすめな理由!
おすすめな理由
○エンジン音が静かになる
○エンジンの振動が小さくなる
○エンジンの保護
○パワーアップ
○エンジンオイルの劣化を防ぐ
過走行車に粘度の硬いエンジンオイルがおすすめな理由は『潤滑作用と密封作用』にあります。
『潤滑作用と密封作用』はエンジンのピストンの保護性とパワーにもつながります。
過走行車はエンジンに負担をかけているので、ピストンがこすれて隙間が大きくなっています。
エンジンオイルの粘度が硬いと、ピストンの保護と隙間埋めになるのでエンジン音が静かになりパワーアップにもつながります。
潤滑作用
ピストンの隙間が大きくなることで、ガタつきで音がうるさくなったり故障の原因になります。
粘度の高いエンジンオイルを使用することで、エンジンのピストンの隙間のガタつきがクッション性により静かでスムーズになります。
エンジンがスムーズになることと、エンジン内部の保護の役割にもなるので過走行車には粘度の高いエンジンオイルがおすすめになります!
密封作用
過走行車はエンジン内部のピストンの隙間が大きくなるので、どんどん圧縮の力が落ちてきます。
エンジン内部の圧縮が落ちると、パワーも落ちてしまいます!
さらに、ピストンの隙間からガソリンがエンジン内部に入ってしまいエンジンオイルが希釈してしまいます。
なので、エンジンオイルの劣化が早くなってしまいます。
粘度の高いエンジンオイルを使用すると密封性の向上につながるので圧縮も上がります。
なので、過走行車に粘度の高いエンジンオイルを使うことで密封作用がアップしてパワーが上がります。
ただし、粘度が高すぎるとエンジン内部の抵抗が高くなりすぎて燃費や性能が落ちることがあります。
過走行車には適度な粘度が必要になるので、適切な粘度を選ぶことで愛車の性能・寿命をあげましょう。
エンジンオイルの役割は5つ!
エンジンオイルの役割5つ
1.潤滑性
2.密封性
3.防錆性
4.清浄性
5.冷却性
6.緩衝性
エンジンオイルは一般的に5つの役割があります、
エンジンオイルがあることで、ピストンがスムーズになり金属の摩耗を防いで寿命が長くなります。
この5つの役割を活かせるように、車に合ったエンジンオイルを選ぶ必要があります。
過走行車は粘度の高いエンジンオイルを選ぶと、性能と燃費・寿命にも良いので参考にしましょう。
1.潤滑性
エンジンパーツの金属同士が接触する部分を、油の膜で覆うことで保護し、摩耗を防ぎ、スムーズにエンジンを動かします。
2.密封性
圧縮・爆発の工程でガス圧の漏れを油膜で防ぎます。油膜はシリンダー内壁とピストンリングとの隙間を埋める役目も果たしおてり、気密性を保持しエネルギー効率を向上させます。
3.防錆性
エンジン内部の錆の原因となる、酸素や水分などが付着するのを防ぎ、錆を防ぎます。
4.清浄性
エンジン内部の汚れとなる、スラッジやカーボンを油中に分散させ、エンジン各部に堆積するのを防ぐことで洗浄する作用があります。
5.冷却性
循環によりエンジン内部の熱を吸収し、熱を放散させることでオーバーヒートを防ぎます。
6.緩衝性
緩衝性はエンジンピストン内部の圧力を分散させると共に衝撃を吸収する働きをします。性能が落ちるとエンジンの寿命が短くなるだけでなく、出力の低下、燃費の悪化を招きます。
エンジンオイルの5つの性能が正常に活かすことができたら、寿命が長くなり・走行時の音も静かになります。
愛車に合うエンジンオイルを選び、大切な愛車をしっかりメンテナンスしましょう。
過走行車のエンジンオイルの粘度の選び方は『メーカー推奨より高め』
過走行車のエンジンオイルの粘度の選び方は、新車購入時の自動車メーカー推奨のエンジンオイルより少し高いものを選びます。
エンジンオイルはいろんな種類がありオイルの質がサラサラなものから、硬めのものまであります。
その中で、過走行車には少し硬めのエンジンオイルがおすすめです。
過走行車のエンジンオイルの選び方
①まず、自動車メーカーが推奨しているエンジンオイルを確認する。
②そのエンジンオイルより粘度が硬いものを選ぶ。
(例)
自動車メーカー推奨 ⇒ 5W-20
過走行車 ⇒ 5W-30
エンジンオイルの粘度の特徴
メリット | デメリット | |
---|---|---|
低粘度オイル(サラサラ) | ●低温での始動性が良い ●燃費が向上する |
エンジンの保護性能は低い エンジンに負担がかかる場合がある |
高粘度オイル(粘り気) | ●高温でもエンジンをしっかり保護する ●静寂性に優れている ●密封性でパワーアップ |
燃費には良くない 低温での始動性が悪い |
エンジンオイルを車の状態で変えると、走り・音・パワーなど改善できる可能性があります。
過走行車は一般的な車より負担をかけて走っているので、エンジンオイルはあったものをしっかり選んだ方がいいでしょう。
エンジンオイルを交換する時期とタイミングが大切
交換の時期とタイミング
○エンジンオイルを交換する時期とタイミングの目安
○過走行車はエンジンオイルを早めに交換したほうがいい
○滅多に乗らない人も、『1年に1回』オイル交換がおすすめ
エンジンオイルを交換する時期とタイミングは非常に大切になります。
エンジンオイルを交換せずに乘り続けると、故障やエンジントラブルなどの不具合が出てきます。
車の寿命にも影響が出るので、交換する時期とタイミングを見ていきましょう。
エンジンオイルを交換する時期とタイミングの目安
交換の時期とタイミングの目安
車種 | 交換の目安(距離) | 交換の目安(時間) |
ガソリン車 | 1万5,000km | 1年 |
軽自動車(ガソリン車) | 1万5,000km | 1年 |
ガソリンターボ車 | 5,000km | 6ヶ月 |
軽自動車(ターボ車) | 5,000km | 6ヶ月 |
ディーゼル車/ディーゼル(ターボ車) | 1万km | 1年 |
エンジンオイルの交換時期は車種や乘り方でも変わってきます。
自動車メーカーが推奨している一般的な車のエンジンオイルの交換の時期とタイミングになります。
昔は『新車のエンジンオイルは1か月・1,000キロで交換』といわれていました。
その理由は、自動車生産の時に発生する細かい金属粉があるので新車は早めのエンジンオイル交換が必要でした。
しかし、今は技術の向上に伴い『新車でも6カ月~1年』でいいとされています。
一般的にはターボ車などはエンジンオイルの交換時期を早くした方が良く『5,000キロや6カ月』でのタイミングがいいとされています。

過走行車はエンジンオイルを早めに交換したほうがいい
過走行車のエンジンオイルは早めに交換することがおすすめです。
上記の自動車メーカーが推奨している一般的な車のエンジンオイルの交換時期・タイミングより早めにしましょう!
推奨している時期・タイミングの半分がおすすめ!
過走行車は一般的な車より多くの距離を走行していて、エンジンに負担がかかっています。
エンジンオイルは洗浄効果があるので、過走行になると劣化が早くなります。
過走行車以外にも早めのオイル交換がおすすめな場合があります。
早めのエンジンオイル交換が必要
- 悪路や雪道、砂利道、ホコリの多い場所をよく走行する
- 走行距離が年間2万km以上
- 1回の走行距離が7~8kmの短距離走行が多い
- 標高2,000m以上の高地走行が多い
- アイドリングでの待機が多い
- 高速道路や山道など高負荷の運転が多い
このような場合は、早めのエンジンオイル交換が必要になります。
交換は面倒に感じてしまうのですが、車の寿命や不具合を考えるとこまめにチェックすることが良いでしょう。
滅多に乗らない人も、『1年に1回』オイル交換がおすすめ
過走行車と逆に滅多に乗らない人はどうでしょうか。
あまり乗っていないからエンジンオイル交換は必要ないと思っていませんか?
実は滅多に乗らない人も『1年にに1回』エンジンオイル交換をおすすめします!
車に乗らなくてもエンジンオイルは経年劣化してしまうので性能が落ちてしまいます。
他にも近場にしか車を使用しない人も注意で、エンジンが温まらないうちにエンジンを止めてしまうと良くないです。
なので、『乗った距離に関係なく、エンジンオイルの交換』をしましょう。
過走行車はしっかりメンテナンスすることで寿命が延びる
過走行車はしっかりメンテナンスすることで寿命が延び、乗り心地も変わってきます。
特に過走行車は平均よりエンジンに負担をかけているので、メンテナンスが重要になっています。
エンジンオイルを交換しなかったらどうなるのか、メンテナンスをしても不具合が多い過走行車については売却を検討したほうがいいでしょう。
これからも車を乗り続ける人は、今の過走行車をどうするか参考にしましょう。
エンジンオイルを交換しないと『燃費悪化・故障・壊れる』で修理や廃車になる
エンジンオイルを交換しないと『燃費悪化・故障・壊れる』ことになり修理や廃車になってしまう場合があります。
エンジンオイルを交換しないと車の寿命に直接的に関係してくることになります。
エンジンオイルが劣化することで、エンジンのピストンに摩擦がおき抵抗が大きくなるので燃費が悪くなります。
それだけでなく、ピストンに傷がついてしまうと高額な修理費がかかったり場合によっては廃車になる場合もあります。
過走行車は平均より長距離走行をしているので、ただでさえエンジンに負担をかけています。
なのに、エンジンオイルも交換しないとなると故障の原因になってしまう確率が高くなります。
エンジンオイル交換のタイミングの判断は難しいかもしれませんが、『エンジンの音や振動』が少しでも怪しいときはまずエンジンオイルを交換しましょう。
過走行車で不具合が多くなったら早めに『買取で売るのが得』
過走行車でエンジンオイルを交換しても、エンジンの音・振動・パワー不足など不具合が改善されない場合が多いです。
そんな不具合が多くなったら早めに『車買取で高く売るのが得』です。
過走行車で不具合が出始めると次々に故障など修理が必要になってきます。
今後の修理費を考慮すると、早めに売ることがおすすめです。

年間に何十万円も価値を失って、1日に1,000円以上も下落しています。
そう考えると1日でも早く売ることで、今後の修理費・買取価格が高く得することになります。
エンジンオイル交換してもどんどん故障が多くなる場合早めに車買取を利用して売りましょう!
まず無料で愛車の買取相場を調べて参考にしましょう。
過走行車でも高く売れる3つのコツ
過走行車を高く売るコツ
○『下取り』では損する可能性大!『車買取』を利用する!
○複数の買取業者に査定依頼をして、買取業者間で価格競争をさせる!
○過走行車は『車買取の一括査定』を利用して少しでも高く売る!
メンテナンスしても不具合が多くなる過走行車は『できるだけ高く売ることを検討』しましょう。
高く売る3つのコツを参考にすることで、過走行車でも売ることができます。
愛車の最高値を引き出して売ることができたら、乗り換えの頭金にもできます。

『下取り』では損する可能性大!『車買取』を利用する!
過走行車を売る時には、『下取り』では損する可能性があるので『車買取』を利用して売りましょう。
過走行車はディーラーの下取りでは価値がないと判断されることが多いです。
車買取は『車を買取ることが目的』なので、下取りより売ることがでます。
車の状態がひどい場合も、下取りでは価値ゼロでも車買取ならパーツ販売・海外輸出と販売ルートが多くあるので売ることができます。
少しでも高く売るポイントとして、複数の買取業者に査定を依頼することで過走行車の買取が得意な業者と出会うことができます。

合わせて読んでいただきたい『下取りと買取の違い』を参考に高くで売りましょう!
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複数の買取業者に査定依頼をして、買取業者間で価格競争をさせる!
複数社を利用するメリット
○買取価格を比較できる
○買取業者間で自然と価格競争になる
○騙される可能性が低くなる
○交渉ができるので高値を引き出しやすい
過走行車を少しでも高く売りたい人は、複数の買取業者に査定を依頼することです!
そうすることで、買取業者間で自然と価格競争になり高額査定を引出すことができます。
複数の業者の査定を受けることで、最高値を引き出すことができることのほかにもメリットがあります。
それは、だまされる可能性が少なくなることです。
1社だけの買取業者の査定を受けると、愛車を安くで入手しようとする買取業者に安い買取価格を提示される可能性があります!
なので、必ず複数の買取業者の査定を受けてその中から最高値の提示があった買取業者を選びましょう!
また、過走行車は海外に販売ルートがある業者や部品・パーツなどに強い買取業者が高くで買取ってくれます。
複数の買取業者に査定を依頼することで、愛車を高くで買取ことができる販売ルートを確保している業者に出会うことができます。
本田さん過走行車を売る時は、必ず複数の買取業者を利用しましょう!
過走行車は『車買取の一括査定』を利用して少しでも高く売る!
過走行車をできるだけ高く売る為には『車買取の一括査定』を利用しましょう。
一括査定を利用することで、簡単に複数の買取業者に査定を依頼することができます。
その中から高額査定をしてくれた買取業者を選ぶだけです。
できるだけ高く売るポイントとして、複数の買取業者に査定を依頼することがあります。
自分で探して査定を依頼するのは時間も手間もかかります。
しかし、一括査定は簡単な入力項目で申込むことが出来てあなたの地域の複数の優良な買取業者に申込むことができます。
どんな状態の車でも複数の査定を受けることで、海外に販売ルートを持っていたり過走行車の買取が得意な業者と出会う可能性が高くなります。
実際に複数の買取業者の査定を受けることで、60万円アップした事例もあるんです!
1社の買取業者に売るより必ず高く売ることができ、下取りよりも高くで売ることができます。
安くなることを知ってあなたは・・・下取り、1社だけの買取業者を利用しますか?
必ず一括査定を利用して、できるだけ高く愛車を売りましょう!
一括査定を利用するメリット
○最高値を引き出せる!(複数の買取業者で自然と価格競争になる)
○手間がかからない!(簡単に一斉に複数社に査定を依頼できる)
○信頼できる買取業者と提携しているので安心!
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