ダイハツのムーヴは軽自動車の中でも人気があります。
今回は、ムーヴのエンジンオイル粘度の選び方、オイル量・交換時期を見ていきましょう。
車検や整備のついでにオイル交換をするのも良いですが、エンジンオイルのことを知っておくと車の不具合に気づきやすくなります。
さらにエンジンオイルの粘度・種類を知っておくと、走りが快適、燃費やパワーも変わってきます。
エンジンオイルで変わること
- エンジンの振動と音
- 燃費が良くなる
- パワーが出る
- 車の寿命が延びる
走り方も変わって、車の寿命も変わるのでオイル交換を正しい時期ですることをおすすめします。
軽自動車は普通自動車より、エンジンに負担をかけていることが多いです。
なので、乘り方や環境に合っているエンジンオイルを選ぶことで愛車のムーヴの寿命が延びることになります。
オイル交換の時に重要な『オイル粘度・オイル量』を確認して不具合や故障に原因にならないように愛車のムーヴの為にオイル交換をしましょう!
目次
ダイハツムーヴ/カスタムの純正オイル(粘度・オイル量)
ムーヴ/カスタムの純正粘度・オイル量
車種 | 車両型式 | 純正粘度 | 交換時オイル量(L) | |
オイルのみ | オイル+フィルター | |||
ムーヴ/カスタム | LA150S.LA160S | 5W-30 | 2.7 | 2.9 |
LA100S.LA110S | 5W-30 | 2.7 | 2.9 | |
DBA-L175S,L185S | 5W-30 | 2.7 | 2.9 | |
L150S | 5W-30 | 2.1 | 2.3 | |
L152S | 5W-30 | 2.1 | 2.3 |
ダイハツムーヴ/カスタムの純正オイルの粘度・オイル量はこのようになります。
オイル交換をするときは、車両型式を確認して行いましょう。
車両型式が違うと、オイルの粘度は同じなのですがオイル量が変わってくるので注意が必要です。
過走行車など『過酷な使用条件』で走行しているムーヴは、粘度選びやオイル交換時期のポイントがあるので見ていきましょう。
オイル交換をしないと、エンジンの不具合や故障の原因になり最悪の場合は廃車になってしまうので参考にしましょう。
エンジンオイル交換をしっかりすることで、車の寿命が延びたり・心地よく乗ることができます。

オイル粘度の選び方は重要なポイント
オイル粘度で何が変わる?
○エンジン音が静かになる
○エンジンの振動が小さくなる
○エンジンの保護
○パワーアップ
○エンジンオイルの劣化を防ぐ

車にあうエンジンオイル粘度を選ぶことで、様々な効果があります。
特に過走行車など長年乘っているムーヴはエンジンオイル粘度が硬いものを選ぶことで、エンジンの保護とパワーアップにつながります。
重要なオイルの粘度の表記の意味やおすすめのオイルを見ていきましょう。
オイルの粘度の表記の意味
オイル粘度の表記の意味を見ていきましょう。
粘度はエンジンオイルの硬さのことをいいます。
オイルの粘度はメーカー・車種で推奨している粘度があるので確認しましょう。
推奨しているのですが、乘り方・車の状況・環境に合ったものを選ぶのがポイントです。
エンジンオイルの粘度には種類があり、日本では5W-20、10W-30のようにエンジンオイルの種類が表記されています。
左の数字のWは冬(winter)の意味で低温時の粘度を表していて、数字が低い方が寒くて硬くなりにくいことになっています。
右の数字は高温での粘度を表していて、数字が20番<30番<40番<50番と大きくなると硬くなり粘り気があります。

Wの左側の数字の5
■数字が小さければ小さいほど、低温時でもオイルが柔らかいことを示します。
■特徴
・始動性が早い
・燃費が良い
・ファミリードライブ向け
・冬向け
Wの右側の数字30
■数字が大きければ大きいほど、高温時でもオイルが硬いことを示します。
■特徴
高速性能がいい
モータースポーツに適している
耐摩耗性が優れている
夏向け
エンジンオイルを車の状態で変えると、走り・音・パワーなど改善できる可能性があります。
さまざまな走行条件に対応するためには、対応できる温度域にある程度の幅をもたせることが重要と言われています。
近年ではハイブリット車を中心に「0W-20」「0W-16」などの超低粘度エンジンオイルが推奨されるようになってきています。
乘り方、車種に合ったオイル粘度を選びましょう。
エンジンオイルの粘度の特徴
メリット | デメリット | |
---|---|---|
低粘度オイル(サラサラ) | ●低温での始動性が良い ●燃費が向上する |
エンジンの保護性能は低い エンジンに負担がかかる場合がある |
高粘度オイル(粘り気) | ●高温でもエンジンをしっかり保護する ●静寂性に優れている ●密封性でパワーアップ |
燃費には良くない 低温での始動性が悪い |
過走行車や過酷な使用条件でのムーヴには粘度の硬いオイルがおすすめ
粘度か硬いオイルがおすすめな理由
○エンジン音が静かになる
○エンジンの振動が小さくなる
○エンジンの保護
○パワーアップ
○エンジンオイルの劣化を防ぐ
ムーヴで過走行車など『過酷な使用条件』では自動車メーカーが推奨しているオイル粘度より硬めの粘度にすることがおすすめです。
過走行車などの『過酷な使用条件』の車は一般的の車より多くの距離を走行していて、エンジンに負担がかかっています。
過走行車はエンジンに負担をかけているので、ピストンがこすれて隙間が大きくなっています。
エンジンオイルの粘度が硬いと、ピストンの保護と隙間埋めになるのでエンジン音が静かになりパワーアップにもつながります。
『過酷な使用条件』
- 悪路や雪道、砂利道、ホコリの多い場所をよく走行する
- 走行距離が年間2万km以上
- 1回の走行距離が7~8kmの短距離走行が多い
- 標高2,000m以上の高地走行が多い
- アイドリングでの待機が多い
- 高速道路や山道など高負荷の運転が多い
ただし、粘度が高すぎるとエンジン内部の抵抗が高くなりすぎて燃費や性能が落ちることがあります。
過走行車には適度な粘度が必要になるので、適切な粘度を選ぶことで愛車の性能・寿命をあげましょう。
エンジンオイルの交換時期
ムーヴのエンジンオイルの交換時期を見ていきましょう。
エンジンオイルを交換しないと故障や不具合につながってしまうので注意が必要です。
自動車メーカーが推奨しているオイル交換時期があるので参考にしましょう。
交換の時期とタイミングの目安
車種 | 交換の目安(距離) | 交換の目安(時間) |
軽自動車(ガソリン車) | 1万5,000km | 1年 |
軽自動車(ターボ車) | 5,000km | 6ヶ月 |
ムーヴは軽自動車なので『1万5000キロ・1年』が目安となります。
また、ターボ車は『5000キロ・6ヶ月』と短くなっているので注意ですね!
軽自動車はエンジンが高回転になりやすいので、オイル交換は早めがいい!
軽自動車は普通車よりエンジンが高回転になりやすいので、オイル交換は早めがいいです。
高回転になりやすい理由は、普通自動車よりパワーがないということです。
なので、加速・スピードを出すためにアクセルを踏んでしまい高回転になってしまいます。
エンジンに負担をかけている分、オイル交換をしないと寿命が縮まることになります。
軽自動車が高回転になる場合
○普通車とスピードを合わせるためにアクセルを踏む
○上り坂の時にアクセルを踏む
○高速の時にスピードを保つためにアクセルを踏む
軽自動車のムーヴを乘っている人はエンジンの高回転を実感できるはずです。
エンジンを酷使しているので、エンジンオイルの交換時期も早めがいいです。
ターボ車のエンジンオイル交換は早めがいい!
自動車メーカーで推奨されているオイル交換時期で軽自動車(ターボ車)は『5000キロ・6ヶ月』と普通より早めになっています。
特にターボ車はパワーを出すためにエンジンに負担がかかっています。
なので、エンジンオイルの劣化も早くなり普通のガソリン車よりオイル交換の頻度が短くなります。
軽自動車でパワーがあるのは本当にうれしいことなのですが、ターボ車ということでメンテナンスやオイル交換は気を使わないといけないです。
あなたのムーヴもターボ車なのか確認をして、不具合が起きないようにオイル交換をしましょう。
ムーヴのエンジンオイル交換の方法
オイル交換をする方法
○ディーラー・整備工場・カー用品店で交換を依頼する
○DIYで自分で交換する
ムーヴのエンジンオイルの交換方法を見ていきましょう。
交換方法は大きく2つあり『プロに依頼する・自分でする』があります。
自動車に詳しい人は自分でしたほうが、安くなり自分のタイミングで出来るので良いと思います。
しかし、プロに任せる方が安心なので専門に任せましょう!
ディーラー・整備工場・カー用品店でオイル交換を依頼する
ムーヴのオイル交換をするときにおすすめは、『ディーラー・整備工場・カー用品店』に依頼する方法です。
自動車を自分でメンテナンス・整備できる人は少ないと思います。
なので、オイル交換などのメンテナンスはプロにお任せするのが1番安心です。
その際には、車の不具合や乘り方を伝えるようにしましょう。
オイル交換の時に伝えましょう。
○車の不具合(振動・音・臭い)
○どのぐらいの頻度で乘っているか
○悪路や雪道、砂利道、ホコリの多い場所
○高速道路や山道など高負荷の運転
走することで、走り方・状態・環境に合わせたオイルを選んでくれるはずです。
オイル交換の費用的には、『店舗やオイルの価格』の違いによって変わってきます。
平均的には『2,000円~5,000円』ぐらいなので、自分でして故障するよりプロにお任せしましょう。
オイル交換と一緒に車の不具合を相談して、愛車を長く乗れるようにしましょう。
DIYで自分で交換する
プロにお任せするほかにも、車のことに詳しい人はDIYで自分でオイル交換する方法もあります。
自分でする方法
○エンジンオイルの上抜き
○エンジンオイルの下抜き
自分でオイル交換するならこの2つの方法を参考にオイル交換をしましょう。
それぞれ簡単にオイル交換の方法を見ていきましょう。
自分でオイル交換をする場合は、古いオイルを処分することも考えないといけません。
・廃油処理箱に入れてオイルを固形化してから処理をする
・オイルの状態であればガソリンスタンドに回収してもらう
地域では、固形化したオイルを回収してくれないところがあるので確認しましょう。
自分でする分、安くなるかもしれませんが処分や安全など気を付けることがあるので十分に注意してオイル交換をしましょう。
エンジンオイルの上抜き
エンジンオイルの上抜きは、車のボンネットを開けてエンジンの上側からホースを入れてポンプで古いエンジンオイルを抜き出します。
そして、新しいオイルを入れて交換することです。
メリット
・ジャッキアップが不要
・ドレンボルトを取り外さない為、ドレンボルトのネジを痛めない
・ドレンボルトの閉め忘れによるオイル漏れも起きない
・ドレンボルトのパッキン交換の必要がない
デメリット
・車種によっては上抜きができない
・古いオイルを出し切ることができない可能性がある
エンジンオイルの下抜き
エンジンオイルの下抜きとは、車体をジャッキアップして車体底部にあるオイルパンのドレンボルトからオイルを抜く方法のことです。
メリット
・車種を選ばずどんな車でもオイル抜く事ができる
・摩擦によりオイルに金属片入していた場合、見つけやすいなどのメリットがあります
デメリット
・ジャッキアップが大変
・ドレンボルトを取り外すため、ドレンボルトを締めすぎるとネジが痛む
・ドレンボルトの閉め忘れによるオイル漏れが起きる可能性がある
・ドレンボルトのパッキン交換が必須
不具合が多くなってきたムーヴは早めに売った方がいい!
オイル交換をしても不具合が出始めたり、故障が多くなって来たら早めに車を売った方がいいです。
過走行車など不具合が出始めると次々に故障など修理が必要になってきます。
今後の修理費を考慮すると、早めに売ることがおすすめです。
年間に何十万円も価値を失って、1日に1,000円以上も下落しています。
そう考えると1日でも早く売ることで、今後の修理費・買取価格が高く得することになります。
エンジンオイル交換してもどんどん故障が多くなる場合早めに車買取を利用して売りましょう!

愛車売る時には、できるだけ高く売れる『車買取の一括査定』を利用しましょう。
一括査定を利用することで、簡単に複数の買取業者に査定を依頼することができます。
その中から高額査定をしてくれた買取業者を選ぶだけです。
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安くなることを知ってあなたは・・・下取り、1社だけの買取業者を利用しますか?
必ず一括査定を利用して、できるだけ高く愛車を売りましょう!
一括査定を利用するメリット
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